「ハルジョオン・ヒメジョオン」

子供の頃、住んでた家のすぐそばに小さな林があって、

雑草もたくさん生えていました。


春が過ぎた頃に、ハルジョオンだかヒメジョオンだか、

小さい白やピンクの花をたくさん付け始めてました。

田舎でしたけど、いちおう都内にあり、

近所であまりにもどこでも見かける草花だったので、

気にも留めなかったですけど・・・。


今住んでいる場所も、そう変わりはないようなところですが、

そういえば、この花を、

最近はあんまり見かけないような・・・?。



ユーミンの「紅雀」という初期のアルバム、

松任谷姓を名乗って初めてのアルバムなのだそうですが、

LPで買って、よく聴きました。

家にあった、家具のようなパイオニアのステレオで。

哀愁なんて言葉も、どういうことなのかも、

よくわかっていない少女時代にでした。


でもなんとも言えない郷愁のようなものを、

このアルバム全体に感じ取ることが出来ました。


解説によれば、ボサノヴァやサンバの要素をふんだんに取り入れた、

とのこと。



このアルバムから、シングルカットされたのが、

「ハルジョオン・ヒメジョオン」なのだそうです。

A面だったそうです。


そういうことは関係なく、

このアルバムの中で、一番好きだったか、と聞かれると、

そうかな?と考えるような感じになってしまうんですけど、

なんとなく、弾き語ってみたくなりました。


フォルクローレ調で、イントロには、ケーナが使われています。

歌中も、マンドリンの音色が効果的に鳴り響きます。

郷愁そのもののような曲です。




あ、

ジャケットのユーミン、

そういえば、今思えば、

ちょっと明菜ちゃんのDesairの時の衣装・・・思い出させますね。

でもこのユーミンのほうが先。

とっても’70sなメイクアップで、粋だなあ、と。



Rei Tateishi info.

ボサノヴァ弾き語りすと 立石レイ のサイトです。