Saudades De Você

Nara Leão とRoberto Menescalの共作、"Saudades De Você"を弾き語り演奏して録画した動画をYouTubeにupしました。
ナラが曲を創るほうにたずさわるというのはめずらしいと思うんですけど、明るい印象の残る、とても素敵な曲です。

この動画は、6月半ばに、ご近所のメイプルホールさんで録画してきたものです。
秋口の、人恋しい気分になるような今くらいのほうが、合っているような気がしまして…今頃お知らせです。


以下、長々と、この曲との関わりについて…

大好きなナラ・レオンとホベルト・メネスカルの明るくて爽やかなこのナンバー。

わたしにとって、ボサノヴァといったら、
憧れの小野リサさんは、はじめて知った時から、もうただただ、聴いてるだけで癒されてて、それで満足してたのだけど。

そのムカシ、、、
当時習ってたボーカル教室でのこと。
わたしの前にレッスンを受けてた方が、「Wave」とか「メディテーション」とかを歌っていて、わたしも、どちらかというとこういうふうな曲を歌ってみたいんだけどな、というふうになって…

まずは音源を手に入れよう、ということで、CD屋さんに行き、とにかく「Wave」と「メディテーション」が入ってるCDを、と求めて買ったのが、ナラ・レオンのベスト盤でした。
ナラ…って、なんだか不思議な名前。。と思いつつ。。

ともあれ、家で聴いてみたらどっちの曲も、今思えば当たり前だけど、ポルトガル語で、その時は、ありゃ、、、間違えた?
と思ったのを覚えています。

でその後、とにもかくにも、ボーカルレッスンにあたり、参考音源が必要だったので、英語で歌われる、ジャズ系のマリーンとかサリナ・ジョーンズとかのアルバムを買ってきたのだけど、
ポルトガル語のナラの歌声のナチュラルさ、こちらのほうのボサノヴァのサウンドやリズムにとても心が寄せられてた感じでした。

でもどうしたらいいのか、その時にはわからなかった。。

そしてそのアルバムに入ってた、この曲、「Saudades De Você 」(あの日からサウダーヂ)は、ほかの収録曲とは、ちょっと異質というか…ちょっとキャッチーというか?
ポップというか。。。そんなわけで、気持ちが入りやすかったんですね。


それからまたしばらくして、拙いながらも、ギターでボサノヴァの弾き語りをするようになって、この曲をやってみたくて、ボサノヴァのギターバッキングの引き出しが少なすぎて苦心しながらもコードを採って、人前で演奏してみたけれど、その時はまだ上手く押さえられないコードとかがあったりして、。

やるのは放置してしまってたけど、
ナラのベスト盤を聴く度に、明るいイメージのこの曲が流れると、やっぱいいな~好きだなーと思わされて。

そんな思い入れのある曲です。ちゃんちゃん。

Rei Tateishi info.

ボサノヴァ弾き語りすと 立石レイ のサイトです。